事業を広げたい法人に、今、注目されているのがライバー事務所です。ライバー事務所とは、ライブ配信をおこなうライバーをマネジメントする会社のこと。そしてライバー事務所の開設を検討するなら、気になるのは「ライブ配信業界の市場動向」でしょう。ここでは、ライブ配信事業の市場など、業界の基礎知識を紹介しています。
ライブ配信市場は今、急拡大しています。そもそもライブ配信は、ライブストリーミングを使用したリアルタイムの動画配信のこと。YouTubeやInstagram、最近ではTwitterでも見かけるようになったかもしれません。
そんなライブ配信をする人のことをライバーと言います。アイドルやタレントのような存在であるライバーと繋がれるライブ配信は、コロナ禍で在宅が多くなった私たちにとって、ちょうどいいコミュニケーションの場になったと考えられます。「YouTuberの次はライバー」とも言われるほど、ライブ配信市場は拡大中です。
視聴者が増えているライブ配信。人が集まる場所には、広告ニーズがあります。流行の先取り力に優れた中国では、ライブコマースなど広告の場としての活用も盛んです。
もちろん、ライブ配信であれば誰の配信であっても広告効果があるというわけではありません。広告効果を期待できるのは、トップライバーと呼ばれる人気ライバーのライブ配信です。トップライバーが稼げるのはもちろん、トップライバーを育成できれば、事務所の収益もアップします。企業とライバー、そしてライバー事務所のそれぞれがwin-win-winの関係になれる仕組みです。
現在すでに自社でアーティストやタレントの卵を抱えている法人の場合、ライブ配信は、コロナ禍で失われたパフォーマンスの場を取り戻すきっかけに。下記では、ライバーを新たな職業として成功した代理店の例を紹介しています。ぜひご覧ください。
インフルエンサーは、世間への影響力や拡散力がある人のことで、SNSを中心に知名度を構築しています。ライバーもトップライバーになれば、立派なインフルエンサーと言えるでしょう。人気YouTuberもインフルエンサーです。
YouTuberとライバーは、発信方法が異なります。YouTuberが主に編集された動画を配信するのに対して、ライバーはリアルタイム配信です。「撮影→編集」という作業が必要ありません。また、ライバーの収入は、広告ではなくファンからのギフティングがメインという点もYouTuberとの大きな違いです。
ライブ配信事業は、本格参入から副業としてまで様々な関わり方があります。下記では、自分にマッチしたライバー事務所を「目的別」で選べます。ぜひ参考にしてみてください。
外出での息抜きがしづらくなったことで、エンタメ業界では自宅で楽しめるコンテンツのニーズが高まっています。動画配信や音楽のサブスクリプションサービス、オンラインゲーム、電子書籍などです。ライブ配信ではまさに、自宅で楽しめるコンテンツの提供をしています。これまでにライブ配信の楽しさを知った視聴者は、今後もライブ配信を楽しむでしょう。日本ではライブ配信市場はこれから拡大していくと考えられます。
ライバー事務所の代理店登録を検討している方は、まず事務所との関わり方や目的をチェックしてみましょう。ここでは、「事業拡大」「副業」「アルバイト」といった働き方別にライバー事務所情報を紹介。所属ライバーや報酬面にも着目して比較しましょう。
【選定基準】
2022年10月19日調査時点において、Googleで「ライバー事務所 代理店」と検索してヒットしたライバー事務所の中から、公式HPに「代理店募集」情報を掲載している事務所を調査。そのうち、以下の条件を満たす3社をピックアップしています。
●10代以降の男女・500名を対象に株式会社レビューが行った、さぶらいぶ「使ったことのあるライブ配信アプリ」(2022年9月27日調査時点)(https://jafmate.co.jp/sublive/)アンケート「ライブ配信アプリ人気ランキング(回答数:500)」で、TOP5にランクインした配信アプリ「Pococha/17LIVE/LINE LIVE/SHOWROOM/ふわっち」のうち、対応しているライブ配信アプリが2つ以上ある(ランキング5位は「その他」ですが、本サイトではアプリ名が判明しているふわっちを5位として扱います)。 ●報酬としてボーナスを支給していることが公式HPに記載されている。 ●公式HPで所属ライバー数を公表している。