ライバー事務所を選ぶときは評判を参考にするかもしれません。しかし、過度においしい報酬で評判のライバー事務所には注意してください。作られた評判の可能性もあります。
ライバー事務所の報酬は、業界のルールや規定はありません。事務所によって異なるため、分かりづらくなり、「儲かる」という言葉に引っ張られがちです。ここでは、報酬を軸にしつつも堅実な事務所の選び方を紹介します。
事業をしていれば、常に収益を上げる方法を考えているでしょう。「収益アップ!」は、事業者にとってのパワーワードです。魅力を感じるのは当然ですが、ライバー事務所選びの際は、冷静に受け取る必要があります。その収益アップには、内容が伴っているでしょうか?
「おいしい報酬」だけで契約させようとするライバー事務所は、悪質な事務所の可能性があります。報酬システムが納得いくものか、スキル不足をどのようにカバーしてもらえるのかなど、収益アップに直結するポイントをよく確認して、事務所を選ぶことをおすすめします。
ホワイトな事務所を見分ける目安があります。それは、報酬の支払いサイクルの記載です。契約書などの書類で、報酬の支払いについて明記されているかどうかチェックしてください。報酬に関してあいまいな表現をしている事務所は悪質な事務所の可能性があります。
代理店の報酬に関して、公式サイトで詳細を記載している事務所はほとんどありません。面談などの機会にきちんと説明を受けてください。説明を濁されるようなら契約を避けた方がいいでしょう。
ライブ配信事業は、本格参入から副業としてまで様々な関わり方があります。下記では、自分にマッチしたライバー事務所を「目的別」やメリットで比較・検討できますので、ぜひ参考にしてみてください。
代理店募集情報には、「代理店の声」などの項目で、報酬の実績が記載されていることがあります。業績の良い代理店が記載されるため、魅力的な報酬実績に見えるでしょう。注意したいのは、「その数字は現実的か?」ということです。
たとえば、芸能プロダクションにコネクションがある会社など、特殊なアドバンテージを持っているケースなら、同様の優位性を持たない会社にとっては現実的ではないかもしれません。悪質な事務所の場合、その数字自体が嘘という可能性もあります。実際に自社で達成できる現実的な報酬なのかという視点での検証が必要です。
ライバー事務所の代理店としてビジネスを軌道に乗せるには、まず業界や業務の基本的なルールを押さえておくことが大切です。下記では、ライブ配信事業に関わる基礎知識をまとめています。代理店スタートへの第一歩としてご参考ください。
報酬を検証するときには、ライバーと代理店の両方に対する還元率を確認してください。ライバーの取り分の中から代理店の報酬が支払われる事務所もあります。ライバーにとっては所属すると損をする事務所ということになるため、ライバーが集まらなくなるでしょう。
ライバーと代理店の報酬のイメージができると、サポート活動にも積極的になれます。スカウトもしやすくなるので、ライバーの報酬システムもしっかり把握しておきましょう。
ライバー事務所の代理店登録を検討している方は、まず事務所との関わり方や目的をチェックしてみましょう。ここでは、「事業拡大」「副業」「アルバイト」といった働き方別にライバー事務所情報を紹介。所属ライバーや報酬面にも着目して比較しましょう。
【選定基準】
2022年10月19日調査時点において、Googleで「ライバー事務所 代理店」と検索してヒットしたライバー事務所の中から、公式HPに「代理店募集」情報を掲載している事務所を調査。そのうち、以下の条件を満たす3社をピックアップしています。
●10代以降の男女・500名を対象に株式会社レビューが行った、さぶらいぶ「使ったことのあるライブ配信アプリ」(2022年9月27日調査時点)(https://jafmate.co.jp/sublive/)アンケート「ライブ配信アプリ人気ランキング(回答数:500)」で、TOP5にランクインした配信アプリ「Pococha/17LIVE/LINE LIVE/SHOWROOM/ふわっち」のうち、対応しているライブ配信アプリが2つ以上ある(ランキング5位は「その他」ですが、本サイトではアプリ名が判明しているふわっちを5位として扱います)。 ●報酬としてボーナスを支給していることが公式HPに記載されている。 ●公式HPで所属ライバー数を公表している。